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アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ 2015
アジアNO.1アマは豪州のルーカス・ハーバート
14人の精鋭が集う中で、決勝ラウンドに進んだのは4人。その中でも最上位の27位タイで大会を終えたハーバートだが、それ以上に注目を集めたのは豪快なその飛距離だった。大利根の4番と17番で計測されたドライビングディスタンスは、初日から1位を走り続けて3日目までの平均飛距離はぶっりぎりの301.50ヤード。
そこで、大いに主催者の気をもませたのが、三菱倉庫提供のドライビングディスタンス賞100万円のこと。アマチュア規定では、ホールインワン賞以外の賞金は受け取れないことになっており話し合いの結果、もしこのままハーバートの受賞なら、記念品を贈ることにして、賞金はそのまま茨城県常総市の豪雨災害の義援金とすることで一度は落ち着いた。
しかし、いざ大事な最終日に17番ホールでハーバートが痛恨のミスショット。252ヤードと記録が伸ばせず、平均飛距離も293.50ヤードの4位にとどまり、最後は逆転でスペインのカルロス・ピジェムが100万円を受け取ったが、来季にもプロ転向を考えているというハーバート。
「どこのツアーでプレーすることになるかはまだ分かりませんが、日本ツアーはコース管理やホスピタリティなどすべての面で素晴らしく、難易度も高く、結果を出すには最高のプレーをしないといけないと思います」。
ひとまず今大会のローアマチュア賞の受賞で、来月の日本オープンの出場権を獲得した。「スケジュールを調整してぜひ出たい」。来シーズンは、日本にいるかも!?