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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2015
ディフェンディングチャンピオンは、今年も大会を楽しみ尽くす!
それでも気を取り直してさっそく月曜日から、コース攻略に虎視眈々。
「今までで一番グリーンが難しいんじゃないかな。ラフも長いし、いつものラフからフェアウェイに帰ってくる作戦は通じない」と、今年も相変わらず難しいコースセッティングに警戒を強める。「ロースコアというか、ビックスコアにはならないんじゃないかな」と、連覇への厳しい道のりも、覚悟の上だ。
先週のカシオワールドオープンでは腰を痛めて無念の棄権をした。
「金土日は、クラブを握らずまるまる休養しました。月曜あたりは少し腰の辺りがぴりぴりしたけど、昨日からはもう大丈夫でしたね」と、心配された腰の状態も経過良好。
「チーム芹沢」の兄弟子、藤田寛之は今年はとうとう10年連続の出場記録が途絶えてしまって、この最終戦を共に過ごせない寂しさも、「4勝目を目指すのは、僕が先にいけますね」と、励みに変える弟弟子だ。
「この大会に出場できることが何よりも嬉しい」というディフェンディングチャンピオン。
他のトーナメントでは大会全体の盛り上がりを意識して、すすんでムードメーカーをかって出るベテランも、今大会だけは「自分が楽しみたい感じがある」と連覇がかかる今週は、特に早々から会場に乗り込んできたのも、“シリーズウィーク”を心ゆくまで味わい尽くしたいから。
いざ、兄弟子超えの大会4勝目へ。シリーズ男が連覇をかけて、締めのゴルフで盛り上げる。