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〜全英への道〜 ミズノオープン 2015

今年も大勢のボランティアのみなさまに支えられ・・・

このミズノオープンが、岡山県のここJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部に会場を移して今年で14回目。毎年、多くの地元ボランティアのみなさんに支えられ、歴史を重ねてきた。中には、今も地元企業の現役役員の方々が、このときばかりはコースに集結して、大会を盛り上げようと懸命だ。

大会2日目のこの日は、白いビッグテントが目印。ギャラリープラザの抽選会場で、元気なお声を張り上げておられるのは澁谷(しぶや)誠さん。広島県に本社を構え、全国各地で主にホテル業を展開する株式会社ベッセルの代表取締役は98年当初から“皆勤賞”のボランティアさん。今年も多忙な本業の合間をぬって、大会のお手伝いだ。

初めて参加したころは、選手のラウンドについて歩く移動式スコアボードやスコアマーカー、ギャラリー整理など、アクティブな
業務について、ロープの中で選手の迫力あるプレーを間近で見ることを楽しみにしておられたが、数年前に狭窄症で足を痛め、さらに2年前には網膜剥離の手術を受けられ、「医者から激しい運動をしないようにと言われてしまいましてね」。

昨年から比較的、動きの少ない売店や、受付業務につくようになっても、「毎年、ここに来られるということが嬉しいですね。健康な証拠であり、ゴルフが大好きな証拠でもありますから!」。
澁谷さんたちボランティアさんの熱気で、瀬戸内海は毎日、ムンムンだ。