Tournament article
seven dreamers challenge in Yonehara GC 2015
どんな状況になっても1打でも少なくホールアウトする…そのモチベーションで最終日も戦い抜く
降雨によって、多くの選手が手を焼く中で、69ストロークの3アンダーで好発進したのが川根隆史だ。
そんな好発進を遂げた川根だが、ここ数週間でゴルフの調子が上がってきており、それがスコアに直結したという。
“今まで不調だったショットが、急に良くなってきて、今日もティショットはこの雨の中にも関わらず、飛距離も出ていてくれたんです。フェアウエーもしっかりキープできたことで、気持ちもラクになりましたし、焦りがなかったことがこの好スコアにも繋がったんだと思います”と、自分自身を分析する。
また、ゴルフが好調になっていることで、ゴルフに対する考え方にも変化が生まれている。
“これまでは、何となく自分の中でスコアを設定してラウンドしていたのですが、ショットが良くなったことで、スコアを想定せずにホールごと、1打でも少なく上がることを目標にしているんです”
つまり、1ホールごとに気持ちも切り替えられているということ。
“だから、例えOBを打っても腐らなくなりましたし、その中での最少スコアを目指すゴルフができているんです”と語り、ストロークプレーではあるものの、自分自身とのマッチプレーをしているような感覚が今の川根には宿っているのかもしれない。
“今シーズン、予選を通過してもあまりいい成績を残せていませんが、明日も結果を追うのではなくて、今やっているゴルフを貫き通していくだけだと思っています”
自分が掲げるゴルフで最終日を戦い抜く。自分との戦いを終えた時、結果は自ずとついてくるはずだ。