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石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 2016

PGAツアーCHINAの経験を糧に 和田章太郎

和田章太郎
現在チャレンジ賞金ランキング3位の和田章太郎が元気だ。今年はPGAツアーの傘下、PGAツアーCHINAに参加しており、これまで5試合に出場し3位タイに入るなどの活躍により賞金ランキング28位につけている。「中国の選手が半分ですが、グローバル枠があり、韓国、タイ、アメリカやヨーロッパの選手も出場しています。WEB.comツアーに出ていた選手もいて、レベルは日本のツアーとチャレンジの間くらい」だという。開催コースは「アメリカのようなコースもあり、リンクス風のコースもあり、様々です。昆明で2試合あったんですけど、標高が2000メートルから2500メートルもあり、使用クラブが2クラブ違いました」と経験も語ってくれた。英語を話せる髙松瑠偉と行動を共にし、仲間もできた。「楽しい」と有意義な生活をおくっているようだ。
いろいろなコース、芝、プレー条件を経験することで「基礎レベルが上がった」という。今週の開催コースはジュニアのころにプレーをしており、「僕の持ち球はフックなんですけど、右ドッグレッグで右に木がある」など打ちにくいホールが少なく、「打ち出しが広く、ドロー向きのコース」とプレーしやすいようだ。

チャレンジトーナメントは本大会を含め残り3試合で、和田はほぼ来年のツアー前半戦の出場優先権(第1回リランキングまで)を掌中にしている。こうなればさらに上を目指すだけだ。今週は現在賞金ランキング1位の中里光之介が「HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 」に出場しているために不在。ランキングを上げるチャンスだ。日本ジュニアゴルフ選手権に優勝したのは2013年。その年にクォリファイングトーナメントを受け、プロ転向した。それから3年。今年はチャレンジトーナメントで1勝を挙げ、成長を遂げている。まだまだ発展途上。来年を見据えて、さらなるレベルアップを図る。

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