『富士ホームサービス チャレンジカップ』最終日、前日のサスペンデットにより、ビョンは早朝から6ホールをプレーした。

「風が徐々に強くなってきたので、最終ラウンドの練習のつもりでプレーすることができました」と強風が吹き止むことのなかった最終ラウンドを1アンダーでプレーし、トータル3アンダーでホールアウトした。

「低く打つこともそうだけど、力を入れずに軽く握って振ることを昨年レギュラーツアーで学んだんです」と風対策には自信があった。

この日はピンチらしいピンチはなかった。
17番ホール、パー3のティーショットはグリーン左へと風に流されるものの、丘に跳ね返り見事にグリーンを捉える結果となった。

昨年はQTで思うような結果を残せなかったこともあり「日本の選手はみんなレベルが高い。僕は今年で27歳になる。将来的にはPGAツアーにも挑戦したい気持ちはあるけど、今はまだ日本ツアーでしっかり結果を出さないといけない」とチャレンジトーナメントでの優勝を誓いコースを後にした。

• 邊 辰哉