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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2017

石川遼は我慢の末のドライバーに光明

6年ぶりの袖ヶ浦で、我慢を強いられた。ドライバーの不振を補うために、スプーンを多用する戦略をとった石川。

「今日、ドライバーは9番と18番の2回だけ」と、インスタートのこの日は最後の9番で、やっと持った時には「けっこう、楽しみにしていた」。

待ち焦がれた瞬間。
「これだけドライバーを打たないと、ドライバーで打つというワクワク感がなかったので。9番では早く打ちたいみたいな感じで打てた」という高揚感が奏功した。

「結果ミスになったのは、残念だったんですけど、曲げないようにとか、守りに入ったスイングではなかった。よし飛ばしてやるぞ、という感じがかなり、久しぶりだったので。自分の心にとっては良かった。良い方向に向いている」とそれまで強いた我慢をアグレッシブな感覚に、つなげることが出来た。

中止になった初日の特打ちでは約200球のうち「内容的には100球くらいはいい感じで打てた」と、シード権を落とした米ツアーからの復旧はなんとか進んでいる。

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