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HEIWA・PGM Challenge II 〜 Road to CHAMPIONSHIP 2017
姜志満(カンジマン)がベストスコアとなる63をマーク。見事な逆転優勝でチャレンジトーナメント初優勝を果たす!!
鳥取県の大山アークカントリークラブ(鳥取県西伯郡伯耆町三部771-1)で最終ラウンドが行われ、5アンダー2位タイからスタートした姜志満(カンジマン)選手がこの日63のベストスコアで回り、見事チャレンジトーナメント初優勝を果たした。
姜は前半3つスコアを伸ばすと、後半に入っても5つのバーディ奪い、8バーディノーボギーの素晴らしいゴルフでこの日のベストスコアの63をマーク。12アンダーまでスコアを伸ばした日高将史、伊藤誠道の追い上げを振り切り1打差で優勝した。
姜は単独トップでスタートした伊藤誠道も舌を巻くほどの圧巻のゴルフを見せつけた。
「今日は4〜5mのバーディチャンスが入ってくれた。その分2mくらいのバーディパットはいくつか外していたけど。」とこれでもまだまだスコアを伸ばせたと言わんばかりのゴルフを振り返った。「今日のこの優勝は長いバーディパットが入ってくれたおかげ。15番と16番では短いバーディトライが入らなかったけど、17番で5mのバーディパットが入ってくれた。そこで今日は勝てると思った。」という姜。スタート前は優勝スコアを11アンダーから12アンダーと予想しており、それを超えるゴルフで初優勝を手繰り寄せた。
41歳で迎えた初優勝に「本当に嬉しいです。幸せです。」という姜。この優勝を韓国のお母さんとプロゴルファーの弟に届けたいと語った。
「もっともっとチャレンジで勝って、そしてレギュラーツアーでも活躍したい。」
尊敬する韓国の先輩プロゴルファー、K・J・チョイとY・E・ヤンに少しでも近づきたいと今後の活躍を誓っていた。
この優勝で姜志満はチャレンジツアー賞金ランク146位タイから一気に9位にランクアップ。優勝賞金180万円の他、レギュラーツアーの「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」(11月2日〜5日/沖縄県・PGMゴルフリゾート沖縄)と「トップ杯東海クラシック」(9月28日〜10月1日/愛知県・三好CC)の出場権を獲得した。