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東建ホームメイトカップ 2018
もぐもぐタイムは僕が先?! 高山忠洋が68
そんなときこそ「モグモグタイムを入れた」。
今年、冬季五輪のカーリング女子で話題になった。
ハーフタイムのおやつ時間は「僕のほうが先かもしれない。いつも何かしら、キャディバッグにしのばせて、食べるようにしている」と、13番のティーインググラウンドで取り出したのは「パンとコーヒー」。
ぱくっと頬張りもぐもぐすれば、たちまち元気。
「糖分で栄養補給したら、視界が広がった気がして。そこから自分にカツを入れた」と、13番のパー3は、ティショットがナイスキックして2メートルに乗ったバーディチャンスを沈めた。
「このラッキーを生かした感じ」と、15番から3連続バーディを奪った。
昨年、苦しみ続けた腰痛もこの国内開幕戦では、どうにか痛み止めの薬なしで過ごせている。
「風と傾斜で、シビアなパーパットも多かった」と、最後の18番では構えるたびに、ビュっと突風が拭いてライン上をいくつも枯れ葉が横切るわ、ズボンがばたばたはためくわ。
同組の藤田に何度も詫びながら、何度も仕切り直して辛くも、しのいだ。
「風が拭いてくれたおかげで良いポジションが取れた」と好位置で、大会を折り返して「しばらく勝ててないのでそろそろ」と、7年ぶりのツアー通算6勝目をにらむ。