今年のゴルファー日本一を決める今大会も、いよいよ最終日。今日もNHKによる生中継がすでに始まっている。
第83代目のチャンピオンを選出する今年、NHKでは新たな取り組みに踏み切った。

今年の最終ホールは大会史上においても珍しい、パー3の18番で実施されているのは「パットトラッキング」。
これは、実際に選手が打ったパットの軌跡をテレビ画面上に表示するというもので、日本のゴルフ中継史上、初の試みであるという。

注目すべきは転がったボールの軌跡だけでなく、アンジュレーションに沿って、よりリアルに３Dで表示されるところ。
専用カメラで全ショットの軌跡を自動追尾するシステムで、発案から2年かかるプロジェクトを技術チームがわずか1年で実現させたといい、より分かりやすく放送を楽しんでいただけるばかりか、視聴者のみなさんにはいっそう生中継の臨場感を味わっていただけることだろう。
最終日は、選手たちの熱戦とともに、フィニッシングホールでのNHKの技術の結晶もぜひ、ご堪能あれ･･････。