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マイナビABCチャンピオンシップ 2018
男子ツアーの父母が来場
柴田英雄さん、淳子さんご夫妻だ。
ツアーを主管する一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)が発足する前年の98年度から、ボランティアとして参加。
以来、長きにわたりツアーを支えてくださった。
選手らとの親睦も厚く、特に今のベテラン勢には大切な恩人にあたるお2人だ。
久しぶりの再会を喜び、笑顔で駆け寄る多くの選手たちの姿が見られた。
20余年にわたり、大会運営に協力してきてくださったご夫妻だったが英雄さんが腰を悪くされてからは、とんとご無沙汰だった。
この日2日目はJGTOスタッフから招待の電話を受けたといい、会場のABCGCにも近い兵庫県三木市のご自宅から淳子さんが、英雄さんの車いすを引いてご来場。
「身体がこうなってからは毎日、病院と家の往復。声をかけてもらえなかったら、今日も(会場に)来る気力も起きなかった。ありがとう」と英雄さん。
「お父さんとずっと一緒にボランティアをしてきたから・・・。私だけが(ボランティアを)続ける、というのはなかった。
お父さんと外出というのも大変になってしまったけど、今日は来られて良かったわあ」と、淳子さんも久しぶりに楽しい1日を過ごしてくださったようだ。
「今日会えなかったみんな(選手)にも頑張って、って伝えてね」(淳子さん)。
男子ゴルフの父母は、最近では会場にはおられなくても、ずっと見守ってくださっている。