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三井住友VISA太平洋マスターズ 2018
松山と石川には波乱の2日目
松山はこの日、スタートから乱れた。
1番、2番で連続ボギー。どちらもティショットが大きく左に曲がった。
茂みの中に打ち込んだ1番は、救済を受けた2打目も生かせず、3オン2パット。
2番は、小さな木がフォロースルーの邪魔をした。どうにか打った2打目もまた、グリーンを捕らえられずに、奥3メートルのパーパットを外した。
3番のパー5でバーディも、4番でまたすぐボギーだ。
パー3のティショットは右手前のエッジ。1.5メートルに寄せたが、しのげなかった。
自身が意見を出して、パー5からパー4に変更された6番では左のバンカーから寄せきれずにまたボギーを吐き出し通算2オーバーまで落ちたまま、この日は10番のグリーン周りのアプローチを残してプレーは止まった。
石川もまた、6番の罠にはまった。
左の林に入れた2打目は、木の根元。まともにアドレスも取れずに挑戦した左打ちを、木にぶつけてあわやOBすれすれだった。
命拾いをしても次はフェアウェイから打った4打目が、今度はあわや池・・・。
5オン2パットのトリプルボギーに、一時は通算8オーバーまで落ちた。
9番からの連続バーディでどうにか一息ついたが再開ホールはこちらもまた松山の監修により、パー5からパー4に変更された難所の11番。
週末に、改修を終えたばかりの新生・御殿場でプレーするにもまだ圏外の暫定67位にいる。
「明日なんとか良いスタートを切れるように頑張って、いくつかバーディを獲れればいいな」。
競技の翌日の持ち越しが決まってすぐにペン片手にギャラリーの前に姿を見せた選手会長は、「みなさんも残念だったと思いますが、明日も応援していただければ」と、呼びかけた。