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カシオワールドオープン 2018

シード権の確保がかかる。香妻陣一朗は「優勝を目指す」

日没が迫る中で、香妻が4アンダーで初日を終えた。大雨でスタートが1時間半も遅れた初日は4組12人が競技を残し、翌23日の7時20分からリスタートすることになったが、香妻は早起きしなくてもよくなった。

次週の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」は今季の勝者とランキング上位者を合わせてわずか30人の出場枠しか設定されておらず、来季の出場権をかけた戦いは、今年もこれが事実上の“最終戦”。

来季から、ツアー規程が見直され、今季まで設定されていた第一、第二シード枠は撤廃。
来季は、上位65人のボーダーラインにまだ香妻は、到達していない。
現在賞金ランク73位は、あと300万余が必要な計算だ。
今週は、最低でもトップ15位前後に入らなければシード落ちという状況下で香妻は「優勝を目指そう、と」。

一発大逆転を視野に入れると同時に「落ちたとしても、どうにかなる」。
周囲の心配をよそに、本人は余分に気に病むことなくいたって、平常心。
「自分の状態も含めてコースも好きですし今週は、優勝争いできれば」。
おおらかに、土壇場の戦いに臨む。

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