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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2018

森ビルと新たな3年契約も締結/青木プロデュースのメジャー戦がいよいよ開幕

大会主催の一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)の会長に就任して3年目の今年。青木はより、ファン目線に立った大会作りにこだわった。
18番グリーン奥にそびえる観戦エリアはもっとも近いところで、グリーンエッジから4ヤードしかない。
男子ならではの高弾道のボールがこちらに向かって迫ってくる様と、着弾音。それら迫力のプレーをより肌で体感してもらおうと、観戦スタンドの壁をギリギリの近さまで寄せたのは、青木のたっての希望だった。

1番ティーインググラウンドの巨大な観戦スタンドもぜひ選手のティショットを真後ろから見てもらいたいとの配慮から。

宍戸は、1番からずっと出たきりのコースレイアウトについて観て回る方にはご苦労もあるかと、各所に椅子を配置して、ゆったり座って見られるエリアを作るなど、ギャラリーにも優しい大会を心がけた。
準備を万端整えて、いよいよファンのみなさまを、お迎えするばかりだ。
31日の初日を前に、この日は記者会見を行い嬉しい報告をすることも出来た。

大会が2003年の4回大会から茨城県笠間市のここ宍戸ヒルズカントリークラブに会場を移してから、昨年まで15年にわたり特別協賛社として支えてくださった森ビル株式会社と本年度から、新たに3年の開催契約が、無事結ばれた。

3年目の2020年はいよいよ東京五輪が開かれる年。
「ぜひその年までゴルフ界を盛り上げて、オリンピックでは男子選手が生き生きと、世界を相手に戦い、金メダルを獲る選手が出てくれれば」との多田野敬・同社リゾート事業推進室室長の期待にも応えられる選手育成にも、大会を通じてこれまで以上に尽力したい世界のアオキだ。