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日本プロゴルフ選手権大会 2018

ひげ面のジョーンズ。単独首位発進に、心も曇りのち晴れ

突如、季節外れの雹(ひょう)交じりの豪雨に、一時中断も挟んだが、午後スタートのBJが上がって来る頃には、うそのような青空が広がった。

この日ばかりは、BJの心も久しぶりにパッと晴れた。
仙人のように生やしたヒゲに苦悩を隠して、「セクシーだろう?」。冗談交じりに首位発進した。

規定の変更を機に、トレードマークの長尺パターを捨ててから、悩みに悩んで今は変則のクローグリップで握るパット。
先の中日クラウンズでは3位タイで迎えた最終日に痛恨の37パットを記録して、10位タイに沈んだ。
反省を生かして、今週はパターの重量を軽くして臨んだことも、奏功したか。

「今もいろいろ不安はあるけど。今日はストレスを抱えることもなく、プレーをすることが出来たよ」。
プライベートでも、「ごたごたがある」と何か重い悩みを抱えているようだが、「今日はそんなことを思い出すこともなく、何より良いマインドで戦えたのが良かった」と、頷いた。

難コースで初日は、ボギーなしの64を出して周囲の度肝を抜いたが「明日はどうなるか。8オーバーを打つかも知れない。だけど、それもゴルフと気にせずやれたら」。今のBJは何よりココロの天候が、鍵を握るようだ。