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HEIWA・PGM Challenge I 〜Road to CHAMPIONSHIP 2018

178センチの中学3年生・中野麟太郎が緊張の初参戦!

先日行われた『PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜東日本決勝大会』を制した中野麟太郎(東京・明大付中野中3年)が、推薦でプロの試合に初出場する。
練習ラウンドを終えて「プロの試合のセッティングは距離も長くて、難しい印象でした。パッティングが入っていないので、なんとか明日までに調整できればと思います」。

ジュニアの試合ではスタートホールは緊張するものの、そのあとは自分のペースで比較的プレーできるタイプだと自己分析している。だからこそ明日の第一打はかなり緊張すると思うと苦笑い。また、もうひとつ中野には不安要素がある。それは学校の中間テストを控えていることだ。ちょうど試合が終わってすぐに中間テストがあるため、本来なら今週は勉強に費やす予定だったそう。それが推薦が決まったことで、その心中は複雑だったと言う。
「テストのことに加えて、自分みたいな下手がプロの試合に出さしてもらっていいものかと正直迷いました。でも、こんな経験は滅多にできるもんじゃないと思うので、この先、自分がもっと成長するために大きな経験になるに違いないと思い出場することを決めました」。
中野の身長は178センチ。中学3年生にしては高身長だが、驚いたのはシューズのサイズで29.5センチと言うのだ。まだまだ大きくなる予感がする中野だが、この試合を糧に身長だけでなくスケールの大きいゴルファーに成長してもらいたいものだ。