Tournament article
HEIWA・PGM Challenge II 〜 Road to CHAMPIONSHIP 2018
藤島豊和がアマから借りたクラブで久々の好感触!
「弟の頑張りは刺激になりましたね。自分も頑張らないとと思いました」。
今週はティショットで曲がる気がしないと絶対の自信を持っている。この日もラフから打ったのは1回だけ。こんな感覚が久々だと言う。その要因はドライバー自体をチェンジしたことにある。
「今まではシャフトのスペックが7Xを使っていたんですけど、今は6のSなんです。これがいい感じでドローもフェードも全部打ち分けられるんです」。
そのドライバーはプライベートラウンドの時に知り合いのアマチュアゴルファーが使用していたもので、その時に試しに使わせてもらい、あまりの曲がらなさにそのまま持ち帰らせてもらったとのこと。
「その後に仙台と北海道で、試合にそのドライバーで出たんですけど、いい感じで、さらにこの前のQTにもこれで出た時に、あの痺れるシチュエーションでも全くティショットに不安を感じなかったんです。今、ゴルフの調子がいいのはそれが1番の要因になっていますね」。
プロとしてどうしても譲れないプライドといったものは長くやればやるほど剥がれにくいものになる。ただ、ちょっとしたキッカケで新しい自分を見つけられることもある。藤島が出会ったドライバーはそんな1本になるのかもしれない。明日は逆転するには攻めるしかない状況だが、楽しみな最終日になりそうだ。