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ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2018
3日間競技が「諦めない姿勢」を生み出した
この日は前半で7つのバーディを奪い29をマーク。折り返した2ホール目でもバーディを奪い、このまま伸ばすかと思われたが5番ホールで痛恨のOB。このホールをダブルボギーとしてしまい、流れが止まった。それでもショットの内容はいいようで「前半は何をやっても上手く行きましたね。後半のダブルボギーはもったいなかったですが、明日も今日と同じように攻めていければと思います」。
また、飯島と同じく2日間通算7アンダーの3位タイにつけているのが中込憲。中込も飯島と同じ1アンダーの43位タイからのスタートで、一気に浮上してきた。
「今日はショットとパットが噛み合いました。3日間競技になったことで、まずは2日間でスコアを考えるようになりました。以前は、ツアーの試合に行っても2日間で予選カットという感覚がつかめず、全く通用しなかったんですが、このような経験を積んで行くと、次にツアーに出場したときに必ず役立つと思います」。
初日が悪くても諦めずにプレーし続ける。3日間競技になったことで、優勝には手が届かなくても、最終的に上位を狙えるチャンスが増えた。また、年間の賞金ランキング20位まで翌年のレギュラーツアーの資格が得られるというのも選手たちには大きなモチベーションになっているようで、とにかく予選を突破すれば最終日に賭けられるという思いが各選手に芽生えている。これがレベルの底上げになり、さらなる盛り上がりに繋がってくれることに期待したい。