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ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2018

3人目のチャレンジャー・中井学が自身を解説しながらプレー!?

AbemaTVツアー第3戦となる『ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山』の開幕を明日に控え、この日は練習ラウンドが行われた。しかしコースは朝から生憎の雨。特に午前中は激しく吹きつけるような時間帯もあり、早めに切り上げて近隣の練習場に向かう選手も多かった。

そんな中、びしょ濡れになりながらホールアウトしてきたのが中井学。今回は推薦枠による出場で、男子の試合では異例となる初の試みに挑む。その内容は中井自身がピンマイクをつけて、プレーするというもの。
「色んな試合で解説などをさせて頂いていますが、その場の選手の心境などはあくまでも予想でしかないのです。それが悪いというわけではないですが、より観ている人に臨場感を与える方法は何かと考えたときに、ロープ内の人間が解説をしながらプレーすることが一番だと思ったんです。実は以前から考えていたことで、それが今回お話をいただき、本当に実現したと驚きました」
中井は今年の男子ツアーの開幕戦『東建ホームメイトカップ』にも出場。結果は予選落ちに終わったものの、3回目の出場にしてある程度の手応えみたいなものを感じている。

「第一線で活躍している選手たちとはやはり経験値の差は否めないというのが実感です。あとは集中力が違う。たとえミスをしてもいかに集中力を切らさずに乗り切っていけるか。それができないとあのフィールドでは戦っていけないんです」。

今週の目標は予選通過。さらにはできるだけ上位にいきたいと願っているが、それよりも自身のこういった挑戦が、1ミリでもいいからゴルフの裾野を広げるきっかけになればと望んでいる。「やらずに後悔するよりも、やって後悔したほうがいいじゃないですか」。AbemaTVツアー3人目のチャレンジャーが新たな試みでツアーを盛り上げる。

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