Tournament article

アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ 2019

日亜の試合で日本の19歳が躍動! @米澤蓮さんが2アンダー

自身2度目のプロの試合で、持ち味が生かされた。
強い風の初日はもともと低弾道のショットを追い風にした。
「フェアウェイが狭く、グリーンがちっちゃいコースで、今日は思っていたよりフェアウェイに行く回数が多くて。グリーンのタッチも合っている」。

14番では、ピンまで60ヤードのラフから打ったアプローチを直接入れるイーグルもあった。
日亜ツアーの共同主管で行われている今大会は、海外勢に挟まれ「1日緊張しながらでしたけど、それがよかった」。
東北福祉大2年のアマチュアが、強豪たちを見下ろし2アンダーの4位タイにつけた。

米澤さんが、初めてプロの試合に出たのは昨年10月。
1年時の日本オープンでしっかり予選を通り、ローアマを競ったのは大学の一つ上の金谷拓実さん。
最終日の健闘もしかし、最後に振りちぎられた。
金谷さんはその前週のアジアアマを制して、今年のマスターズの出場権を得たばかりで勢いもあった。

いつも寮生活で成長著しい先輩の背中は、大学寮の共同生活でいつも見ていて「非常に刺激。金谷さんはパットがうまい。合宿で一緒に回ることが多いがいつも見て盗むという感じ」。
さらに偉大な松山英樹は、昨12月も大学の集まりで話す機会があり「すごい練習される方。あの集中力が、自分の身についたらいいなと思う」と、手本に事欠かない環境で、米澤さん自身もめきめきと実力をつけている。

「ゆくゆくは、自分も同じ道をたどりたいと思います」。
次週は大学のリーグ戦が控える。その前に、金谷さんをもあっと言わせる活躍で、チームに刺激を持ち帰る。

関連記事