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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ 2019

リーダーはウニがお好き。タイのダンタイ・ブーマが4アンダー

両ツアーの出場権を持つが、日亜共同主管の今大会は、昨季アジアンツアーの賞金ランク23位の資格で出ている。
タイ出身の23歳、ダンタイ・ブーマ。
難コースで初日をボギーなしの67でまとめた。
風の強い中で、低弾道のショットを多用。
「狭いコースなので、フェアウェイキープに徹した。グリーンは手前から攻めた」と守りながらも、8番では下りのチャンスを逃さず、イーグルを奪った。

「今年は主に日本で頑張るつもり。両方のツアーでシード権がもらえるこの大会で、頑張りたい」と初日の好発進が、闘志に拍車をかける。

タイ北部のピッサノロークの出身。
父親の手ほどきで7歳からゴルフを始めた。
アマ時代は2013年の「東南アジア大会」で、団体/個人ともに金メダル。
14年にはユースオリンピックで個人・銅。
アジア大会では団体・銅メダルと、国際舞台で活躍を重ねた。

プロ転向は19歳の20015年。
同年、さっそく初優勝を飾ったアジアンツアーにも活躍の場を持つが、「大好きな日本で経験を積みたい」と、昨12月のファイナルQTに挑戦。
ランク49位につけて、本格参戦をスタートさせると4月、主戦場のチャレンジトーナメント・AbemaTVツアー「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」でさっそく初V。
慣れない環境にも臆せず、着実に実績を重ねている。

好物の日本食は「スシ」。中でも「ウニが大好物」とすでに舌が肥えている。
「この大会で活躍して、日本ツアーに出られるようになれば最高!」。
シード入りのあかつきには、高級ネタも心ゆくまで堪能できる。