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マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 2019
プロ6年目の小西貴紀は1週間で優勝を二度味えるか
13番のパー4で138ヤードの2打目を直接カップに沈めるイーグルを奪う一方、18番のパー5では、池ポチャのダブルボギーを打つにぎやかな展開。
2日目を終えて通算5アンダーの、19位タイで今季2度目の決勝ラウンド進出を果たした。
レギュラーツアーは今季3試合目。
今大会は、10月28日に行われた予選会「マンデートーナメント」を突破して、31日からの本戦切符を得ると、今度はその足で奈良県へ。
今度は、29日の火曜日から2日間競技のツアー外競技「近畿オープン」に出場し、初日は日没サスペンデッドとなるタフな展開で、第2ラウンドを2打差の3位から出て逆転優勝。
V賞金200万円は、今年の日本オープンでレギュラー自己ベストの22位タイ賞金176万4000円を超える自己最高額を手にした。
意気揚々と、今度はツアーの舞台にやってきた。
9歳からゴルフをはじめ、ジュニア時代は石川遼と回った経験も。20歳でプロになり、出身の東京から2年前に、所属コースのジャパンビレッジGCがある大会の地元、兵庫に越してきた。
住まいは会場のABCゴルフ倶楽部から10キロほど。車でわずか20分という自宅通勤で、地の利を生かす。
残り2日で、首位との5差を追いかけツアー初Vなら1週間でいっぺんに、優勝を2度経験することになる。
「そうなれば最高」。
1週間で、2度美味しい思いができるか。