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ダンロップフェニックストーナメント 2019

賞金王の条件 / 世界ランクは45位→34位に急上昇

先週の「ダンロップフェニックス」で今季の2勝目を勝ち取った今平周吾。

今季は残り2戦で今週にも、2年連続の賞金王につく可能性も出てきた。
獲得賞金を1億5716万9312円とした今平に対して、先週の2日目に棄権をした賞金2位のノリスは1億1997万56円。

賞金差は3719万9256円。

今週の「カシオワールドオープン(11月28日〜12月1日、高知県・kochi黒潮カントリークラブ)」のV賞金は4000万円。今平が勝てば、無条件で決まる。

もしくは今平が単独2位、かつノリスが優勝しなければ、今平が2年連続の王座につく。

また、賞金3位のチャン・キム(9607万2725円)、同4位の黄重坤(9160万435円)、5位の石川遼(8817万2990円)らが、今平とノリスのレースに割って入るには、いずれもV賞金4000万円の残り2戦での連勝しかない。

現状を把握しており「できればもう一回優勝争いをして、早く決めたい」と今週の決着に、やる気を示した今平。
最新の世界ランキングも、前週の45位から34位にランクアップと、国内外で驀進中。日本人最上位の同20位につける松山英樹にも迫る勢いだ。

お隣の女子ツアーでは、賞金ランク1位の鈴木愛さんと、同2位の申ジエさん、3位の渋野日向子さんの女王争いが激化しており「鈴木選手は年間7勝がすごい。渋野選手は海外で活躍していて、すごい選手がそろっている」と感心を寄せつつ、男子の賞金1位は我が道をまい進する。

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