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関西オープンゴルフ選手権競技 2019
再対決!? 星野と松原が揃って好発進
高校・大学の先輩と、後輩がまた初日に揃って好スタートを切った。
67で回った星野。
「この日、ドライバーを使ったのは「5ホールだけ。フェアウェイキープに徹した」と自慢の飛距離を封印して刻んでも、スプーンで270ヤード超なら遜色ない。
難コースで「コースマネジメントがうまくいった」と、ボギーなしの5アンダーで18番を迎えた。
見上げたスコアボードで先に、4アンダーで上がっていた松原に発奮した。
「最後、アプローチを入れて、1個抜け出してやろうと思ったんですけど」。
単独の首位獲りには失敗したが、5アンダーは単独4位で初日をスタートした。
茨城県の名門・水城高校で、2つ上に松原がいた。
「アマ界で知らない人はいない。ナショナルチームで超・有名人だった」と、松原を慕ってさらに日大へ。
その後、星野が中退を決めるまでの1年半を大学寮で共に過ごした。
教え、教えられる立場が、共にプロ入りを果たした2016年から逆転。
初シードも初優勝も、星野が先だった。
共にV争いを繰り広げた昨9月のフジサンケイクラシックでは、星野の圧勝だった。
その際にも「今では僕が、陸也から教えられることばかり」と話していた松原は、遅れて今年やっとシードの仲間入り。
「今週も、陸也に勉強させてもらう」と、相変わらず謙虚な先輩。
「今も、大輔さんは尊敬する先輩ですけど、先輩に負けないように頑張ろうと思います!」と、後輩は元気いっぱい。
注目の再対決で先輩が雪辱を晴らすか、後輩が再び美酒を味わうか。