今大会で、全英オープンの日本予選が始まったのは、30回大会の2000年から。以来、多くのジャパンゴルフツアープレーヤーを世界最古のオープン競技に送り込んできた。

メジャーの選考会としてふさわしい舞台をと、ここ茨城県鉾田市のザ・ロイヤルゴルフクラブに会場が移ってきて今年で2年目。
男子ゴルフにおいてはこれまで1973年に、兵庫・旭国際東條CCで行われた「日本プロ東西対抗」の7777ヤードが最長だったが、昨年大会の3日目には、それをはるかに上回る8007ヤード（パー72）で行われた。

やはり3日目のこの日、6月1日土曜日の決勝ラウンド1日目は各ホールのティをすべて最後方にセット。
昨年よりさらに長い、総距離8016ヤードで争われている。
今年は、英ロイヤルポートラッシュで行われる全英オープン（7月18−21日）の出場権は、有資格者をのぞく大会の上位4人に与えられる。
怪物コースで勝利とメジャー切符を奪い合う。
し烈な週末の争奪戦が始まった。