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中日クラウンズ 2019
令和初バーディ、初イーグル! 和田が梅山が、歴史に名を刻んだ!!
″歴史″に名を刻んだのは、23歳の和田章太郎。
その瞬間は、スタートしてすぐやってきた。
1番パー4。
3Wでのティショットは右のラフ。そこから110ヤードを残した2打目はウェッジで、ピン奥2.5メートルにつけた。
スライスラインを沈めて令和最初のバーディに、続く2番は3打目のアプローチが入りかけ。″令和最初の連続バーディ″を飾ると、さらに3番ではラフに埋もれた2打目の処置に迷って、″令和最初の競技委員要請″″令和最初のドロップ″と、初物尽くしで″令和最初の初日″を終えた。
令和元年は、プロ6年目。同世代の選手たちがシード入りを果たしていく中で、和田も「今年は最低限シードを獲る、という1年にしたい」と、意気込む。
初物で、弾みをつけたいのは2番のパー5で令和最初のイーグルを奪った梅山知宏も同様だ。
「ニュースを見ていると、令和最初のホームランとかやっているので。令和最初の初日か、と思ってスタートした」。
梅山もしっかりとあやかった。
東北福祉大では、松山英樹と同期の27歳。
梅山も、プロ6年目の今季は「今週もいい流れで回って、これをきっかけに初シード、もしくは初優勝を目指して頑張りたい」。
一方で、令和の初ボギーやダブルボギーを記録した選手もいるわけで、令和最初で弾みをつける者、ほろ苦い初日となった者…。国内男子ゴルフの″令和初日″は悲喜こもごもに過ぎた。