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南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント 2019
今日は"大事な日"惜しくも優勝を逃した阿久津未来也
最終日、最終組でプレーするのは2日目を終え10アンダーでならぶ阿久津未来也、玉城海伍そして小池一平の3選手だ。
「1日の中でいい時と悪い時が来るとは分かっていましたが、ショットの距離感が少しずつずれ始めボギーが2つきてしまいました。」と語るように、何かがいつもと違う阿久津。これまでのAbemaTVツアーでは優勝争いをする位置ではないものの、最終日にスコアを伸ばすプレーが続いてきただけに、最終組のプレッシャーが大きかったのだろうか。
「アドレナリンというか、大事な場面で飛びすぎてしまうことは昔からよくあって…」と、自身では理解していたものの、対処方が見つからない。最終日のこの日、グリーンは3日間で一番固い状態だっただけに、状況に合わせて打つことができない自分に歯がゆいプレーが続いてしまった。
流れが変わったのは7番のロングホールでしっかりバーディーを奪取してから。続く8番でもバーディーを奪い、この日のスコアをイーブンに戻す。
先行する組でプレーする朴ジュンウォンが14アンダーでホールアウトし、3打差を追いかける阿久津は「17番のチップインの時は、首位が14アンダーだということは聞こえていました。残り2ホールでバーディー、イーグルを獲らないと追いつかないことは分かっていたので、ちょっと強目に入ったアプローチがいいラインに乗ってくれて入ってくれました。」と、首位との差を2打差まで詰めるも、最終ホールはスコアを伸ばすことができず12アンダー、2位タイでホールアウトした。
「プロになって初めて最終日最終組を迎えられたので、今後の試合に繋げられると思います。今日は母の誕生日なんです!僕の優勝を誰よりも望んでくれている人だからこそ、今日この場に来たかったと思います。結果的には勝つことは出来ませんでしたが、次は”優勝”というカタチを両親の前で飾れたらいいな、と思っています。」