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JGTO Novil FINAL 2019
阿久津未来也が逆転賞金王に望みをつなぐ好スタート!
「スタートホールで3パットのボギーを叩いてしまったんですけど、あとはほぼ完璧なゴルフができました」。
この日は1イーグル、7バーディ、1ボギーの8アンダー62。イーグルを含めた4つのホールでOKにつけるほどショットが切れていた。
「逆転で賞金王は可能性的には難しいとは思いますけど、チャンスがある限りは狙って行こうと思っています。攻めるしかないので、最後の1打まで攻め切ろうと思います」。
今シーズンはレギュラーツアーにも参戦し「日本プロゴルフ選手権大会」では11位タイ、「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」でも12位タイの成績を残している。
AbemaTVツアーとレギュラーツアーとでは若干異なる点がある。それは阿久津が話すように最後まで攻め切ることだ。これはコースセッティングの差という意味ではなく、3日間の短期決戦で予選2日をクリアできれば最後の1日は各選手が攻めのゴルフに徹する傾向が強い。そのため特に最終日はどこから誰が追い上げてくるかわからない展開も多々ある。そんな傾向をしっかり理解しているからこそ、阿久津は最後まで攻め切りたいと話したのだろう。
また阿久津は栃木県出身で、先の台風被害に自身の実家などは影響を受けなかったとのことだが被害の大きさに心を痛めていると話す。
「母親が働いている会社が水害の影響を受けてしまって。ゴルフができることに感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います」。
明日も一人でも多くの人に勇気を与えるプレーを見せてもらいたい。