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ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2019

結果がなによりの良薬!阿久津未来也の猛追

いわゆる裏街道でファイナルラウンドを迎えた阿久津未来也。トップとの差はなんと9打差。7連続バーディを含む、実に9つのバーディを量産し、一気に上位に食い込んだ。自らも前半のプレーは頭の中が真っ白だったと振り返る。
「13番からの7連続バーディは、ゾーンに入っていたという感じでした。それでも目の前のショットに対しては常に冷静に判断できていたように思います。なにか自然に体が反応していたような感じです。開幕してから何かスイングがしっくりこない中で、きっかけをつかめればと思っていたんですけど、こうやって結果が良いと、やっぱりこれがなによりも効き目のある薬なんだなと思います」。

開幕を前にして調子は上向きだったはずが、寝違えたことでそこから微妙にフィーリングが変わってしまった。それが影響してか開幕戦、2戦目と思うようなゴルフができず、気持ちが下がり気味だった。
そんな中でなにかきっかけをつかめればとのぞんだ今週の試合、自己ベストとなる63をマーク。ハーフ29も、もちろんベスト更新となった。
「このオフに色々と取り組んできたんですけど、少し形にこだわりすぎていたのかなと思います。今週は自分の感覚をもう少し生かすようなゴルフを心がけたんですが、こういう結果が出るとやっぱり自信になりますね」。
浮上のきっかけをつかんだ阿久津の今後の活躍に期待したい。

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