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TIチャレンジ in 東条の森 2019
18歳の鹿児島の怪童が逆転で初優勝を狙う!
鹿児島出身の上村は182センチと体格がよくその風貌は鹿児島出身だけに、ドラマで話題になった西郷どんを彷彿させる。
昨年のプロテストで一発合格を果たし、クオリファイングトーナメントでは20位で通過。ツアーの前半戦の出場権を悠々と獲得した大器だ。
先の『日本ゴルフツアー選手権森ビルカップShishido Hills』では3日目に65をマークし上位を脅かすも最終日は81を叩き51位タイに終わる。ただ、スコアの波があるものの荒削りな部分にこそプロゴルファーとしての魅力を感じずにいられない。
持ち味はドライバーでの飛距離とのことだが、今シーズンはその精度を落としてしまっていることでなかなか思うようなスコアが作れていなかった。ただ、それもドライバーのシャフトを換えたことで解消しつつあるようだ。
「今週の試合が実戦初投入のシャフトなんですが、しなりの感触がよくてミスをしても曲がる度合いがかなり抑えられています」。
自信を持ってティショットを打てているだけに、ビッグスコアの期待も膨らむ。明日の最終日はどのようなゴルフを見せてくれるのか注目したい。