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日本オープンゴルフ選手権競技 2020
逆転負けの谷原秀人「技術がないのが反省点」
単独首位から出た谷原秀人は、1バーディ2ボギーの「71」。通算4アンダーの2位で逆転負けした。
拮抗しながら、終始リードを保って迎えた終盤。分かれ目は、17番だった。
2打目を左手前のバンカーに打ち込んだ。。
「あそこだけは打ってはいけないと思っていたところ。頑張って寄せようとは思ったけれど。あそこからは寄せられない」と、カラーまでやっと出すだけの3打目となった。
そこからパターでパーセーブを狙ったが、わずかに届かずボギー。
稲森に並ばれた。
もつれた18番は、互いにほぼ同距離から3打目を打ったが、ラフから打った谷原のショットは「少しこすった」とパーオンに失敗、奥のカラーにこぼれた。
ファーストカットから打った稲森に、ピンそばのチャンスにつけられた。
パー5で、パーに終わって最後の最後に勝機を手放した。
3シーズン戦った欧州ツアーから戻って初年度の今年。コロナ禍でも貪欲な向上心で、スイング改造やトレーニングに取り組んできた。
「直してきたものが、試合で試せたのはよかったが、最終的にはいいパットといいショットが最後なかなかでなかった。技術がないのが反省点ですね」。
41歳の試行錯誤が加速しそうだ。