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SMBCシンガポールオープン 2020

もうすぐパパのガンちゃんが初Vに好機

昨年、本格参戦初年度の日本ツアーで初Vこそなかったが、トップ10入りは10回で、初シード入りを果たした”タイのガンちゃん”こと、ガン・チャルングンが第2ラウンドを終えて通算6アンダーとした。

強い風の影響で、後半上りの6番からボギー、ダブルボギー、ボギーと、ふいに足を絡ませた。

「途中で基礎に立ち返ることを忘れてしまい、悪い流れを呼び寄せてしまった。狙うべき位置をしっかり狙わずに攻めていた結果、スコアを大きく落としてしまった」と悔いたが、最後9番のバーディで、1アンダーの「70」でこらえた。

「波の激しいラウンドだったが、アンダーパーで回れたのはよかった」と安堵。
「週末に向けて優勝争いができる位置にいるので、その点は非常に満足」。

人懐こい笑顔で、来日してすぐ溶け込み、日本ツアーでも”ガンちゃん”のあだ名で親しまれる。

昨年、結婚したばかりの妻コイさんが2月の出産を控えて、張り切る”ガンちゃん”。
「今年は最低でも1勝。ベビーのためにも、稼がなくちゃね!」。
日本のシーズン初戦にさっそく好機が訪れている。