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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2021

ヤフーニュースを気にする宮本が圧巻の「64」

©JGTOimages
先週の61回大会に続いて記念の第1回を、48歳がけん引する。
宮本勝昌が「64」。圧巻の8バーディは、しかもボギーなし。

「100点どころじゃなくて。120点くらいのプレーができた」。
大量アンダーのゴルフは「ショットがよくて、パットがそれ以上によくて、全部入っちゃった」と、後半10番から怒涛の4連続バーディも記録。

「ラッキーも2つ、3つ、あったりしてそれがすべてうまくいった」と、あまりの好循環に、「楽しかったな、今日までは」と、むしろ週末への懸念も少し。

「1回こういうビッグスコア出すと、自分も出せるといい勘違いをする他選手が明日以降も必ず出てくる。あと2日間は当然、苦戦が強いられる」と、策を巡らせ「明日、雷鳴らないかな…。せっかく、単独首位だから」と、冗談交じりに笑った。

来季のシニア入りを見据えて、「フル参戦は今年が最後」と決意を固めて迎えた2021年は、開幕戦の7位と、先週は2位。

予選を通った試合で必ず優勝争いを繰り広げている。

「今年は、開幕からいいゴルフができている。自信を失いかけていた自分もいたので。しっかり克服すれば、まだまだいいゴルフができる、と。ビッグスコアが出せたというのは自信になっていい」と、手応えも戻った。

08年と09年と2011年に選手会長を歴任。今も理事として席を置くベテランには、同週の女子ツアーの結果も気にかかる。

「今日のサロンパスは誰がトップ?」と、報道陣に逆質問。

「気になりますよ! 先週のヤフーニュースも、男子はどんどん下にさがっちゃうのに、女子はまだ原英莉花ちゃんのホールインワンなんかが上に出てくる。どうしたらいいの?」と、頭を悩ます。

「今週は、選手会で今までにない試みをやっている。時松会長にしろ、勇太事務局長にしろ、始まるまでは苦労したと聞いている。僕の時にはこういうアイディアは出せなかった。いろんな意見を出し合って、モデルケースを作るというのはいい試みだと思います。この思いがいろんな人に、上手く伝わっていければいいな」と、なんとか男子ゴルフの露出を増やしていきたい思いでいっぱい。
「僕が?『58』くらい出せばいいって? ……厳しいなあ」と、頭を掻いた。

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