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三井住友VISA太平洋マスターズ 2021

立て、立つんだリョウ。久常涼が18番で演じたドラマ(9時15分からライブ中継スタート)

©JGTOimages



首位の幡地も金谷も、3位タイの谷原も比嘉も、5位タイの@杉原さんも、9位タイの@米澤さんも!

 

みんなみんな、東北福祉大のOB&現役生というリーダーボードに紛れた久常涼(ひさつね・りょう)は、同大学の出身ではないけど、首位タイの幡地には、高校の後輩。

 

10歳近く違うが、お互い岡山県作陽高校の出身ということで、久常が今季のAbemaTVツアー3勝の資格でレギュラーツアーに移って来たときは、何かと気をかけた。

立ち直りも早いぞ!!


「最初はおどおどしていて、慣れてなかったので。テンパらないようにと思ってましたけど。でも、今は堂々としている」と、今大会も初出場ながら、上位争い。

 

2日目も、一時首位に迫る4アンダーまで伸ばしていた後輩に「凄く成長が早い」と、感心。

 

「今は先輩プロと一緒に練習したりしているようですし、もう僕の心配は必要ないかな?」と笑い、「まだ19歳ですが、僕の19歳より全然いい選手。この勢いのまま行ってもらって頑張って欲しい」と絶賛エールを贈っていたが、久常が上がりの連続ボギーを叩いたのはその直後。

 

明らかに消沈して上がってくると、「思い出したくない…」。

特に最後の18番だ。

 

名だたるプロが、ここで織りなす悲喜こもごもを、ジュニア期からテレビでたくさん見てきた。

「劇的イーグルで終わったり、ティショットが右サイドに行っちゃうとか。そういうドラマが起こるコースと思うので。今日は悪い意味で最後やっちゃった」と、この日は自身の池ぽちゃボギーを悲嘆。

「まさか自分がやっちゃうとは思わなかった」と、最後スコアを伸ばすどころか、通算2アンダーの5位タイまで落ちてがっくりだ。

 

「笑っちゃいたい」と、無理に顔をひきつらせて「苦しみながらも良いゴルフができていた。上がり方がすごい悔しいですけど明日から切り替えて、また頑張れればいいかな」。

 

週末こそ笑顔で感嘆のドラマを演じる。

 

<放送スケジュール>

1113日(Round 3)

9:151155CSTBSチャンネル2)1番ホール中継

12001354BS-TBS

14001554TBS系列28局全国ネット)