南アのノリスが、自身の今季最終戦を15位タイで戦い終えた。
先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」をもって帰国し、毎年出場を恒例にしている来月明けの南アと欧州ツアー共催の母国ナショナルオープン「南アフリカオープン」に備える。
18、19年と2年連続で今平周吾に破れて賞金2位。
コロナ禍による20ー21年統合の今シーズンは合流が遅れて、悲願の賞金王にはまた届かなかったが(現在7位)、5月の「ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント」と、10月の「日本オープン」で2勝。
「コロナで大変な1年でしたけど、満足いく結果」と語り、「来年は年間3勝で、来年こそ賞金王を」と、誓って途についた。
帰郷直前には、「大好きな日本」に置き土産も忘れなかった。
「ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント」でツアー通算5勝目を飾った際に、開催地の地元・茨城県つくばみらい市から副賞として贈呈された「コシヒカリ1年分(3俵=180キロ)を、同市の社会福祉協議会が運営している「こども食堂」に寄贈。
「コロナ禍において困っている方々に、少しでもお役立ていただければ嬉しい」というメッセージと共に、「来年は連覇を達成して再び地元のみなさんに喜んでもらえるように、努力をしていきたいと思います」と、来年の再会を約束して発った。