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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE 2021

早い段階で2勝目を!久常涼が優勝に向け好発進

この日はインスタートだった久常涼は2ホール目の11番パー5で幸先よくイーグル発進をする。ただ、続く12番、13番は連続ボギーとしてしまうが、それでスイッチが入った。
「ショットの調子は相変わらず良いので、今日は後半になるにつれて噛み合った感じで、いい上がり方ができました」。
この日はスコアを意識せずにできたことが結果的にいいスコアにつながったのではと冷静に分析。それだけ目の前の1打に集中しきれていると言うことだろう。
1勝したことをきっかけに、試合を重ねるごとにプレーに厚みが出ている。そう感じる周囲の先輩プロも多いようで、この日も親ほど歳が離れているベテランの高山忠洋との同組だったが、全く動じることなく自分のゴルフをやり切った。若さゆえの勢いで済ませられるほど久常の活躍は一過性のものではない。優勝を射程圏におさめた久常の明日以降のプレーに注目したい。

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