Tournament article

i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘 2021

急遽の出場決定が無欲の好スタートにつながった中村匡志

何がよかったか手応えがないと言う中村。無欲だからこその強みを生かしたい
午前のしかも早い時間でのスタートとなった中村匡志が1イーグル、4バーディ、3ボギーの3アンダー69でラウンド。ホールアウトした時点でクラブハウスリーダーだったわけだが、この日のような難しいコンディション下では先にそこそこのスコアであがっておくことの意味は大きい。結果、トップの8アンダーを除けば混戦状態で、思うように伸ばせない選手がほとんど。中村は3位タイの好位置につけることになった。
「グリーンがかなり速かったんですけど、パットが決まってくれました。何がよかったのかちょっとわからない感じなんですけど、まずまずの内容だったと思います」。
今週の出場が決まったのが先週のことで、きっちり準備する時間もなかったため、あまり期待せずに乗り込んだとのこと。楽しくゴルフができたと振り返る中村の無欲さが生んだ結果と言える。2021年の開幕戦ということで意気込む選手が多い中で、中村はリラックスした状態でプレーしている。この状態を最終日まで続けることができれば優勝も見えてくる。

関連記事