首位とは3打差の4アンダー2位タイからスタートした平田憲聖は5バーディ、2ボギーの3アンダー69 をマークするものの、トップに1ストローク及ばず2位に終わった。
「今日の1日通していいゴルフができたと思います。今日は最終組で回れたことで、トップの人のスコアの変動もわかるので、そこに追いつこうという気持ちでプレーしました」。
ファイナルQTでは他の組のスコアがわからないため、とにかく自身がスコアを伸ばせるだけ伸ばすしかない。その点では目の前に目安となるスコアがあるのある意味でペースメーカー的な存在になるためラウンドしやすかったのではないだろうか。
大阪学院大学の3年生で6日にプロ転向したばかりでまだまだ自分がプロとして上位で戦っている実感はないと連呼する。ただ、今週の試合を終え、帰路に着く頃にはじわじわと実感が湧いてくるはず。来シーズンは好位置でレギュラーツアーへの参戦を果たすだろう若者の本当の戦いがここから始まる。