首位とは11打差の2オーバー35位タイからスタートした平田憲聖がこの日のベストスコアとなる6アンダー66をマーク。一気に順位を2位タイへと上げてきた。
この日の平田は6バーディ、ノーボギーの66という完璧な内容。サードQT通過後にプロ転向を宣言して、今週がプロとしては初めての試合だが、堂々のプレーを展開した。
平田は大阪学院大学の3年生で今年の日本学生ゴルフ選手権を制している。その優勝で今年のクオリファイングトーナメントはサードから受けることができ、通過後にプロ宣言をした。
プロ宣言することでアマチュア競技に出場することができなくなるが平田には迷いはなかったと話す。
「サードから受ける権利を得て、それで学校と相談して受けることを決めました。出たら学生連盟の試合には出られなくなりますが、サードからいけるということでチャレンジしないという選択はあまりなかったです」。
大学生プロゴルファーという肩書きに魅力を感じていたという点も決断を鈍らせなかった理由の一つだ。
大阪学院出身といえば木下稜介がいるが、東北福祉大卒の選手の活躍が目立つ中で、木下先輩の活躍は大いに刺激になっているとのこと。自身も同じフィールドでいち早く戦うためには明日の最終ラウンドのプレーが重要になる。