宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースを舞台に12月7日(火)から10日(金)の4日間の日程で「2021年度ファイナルクォリファイングトーナメントSupported By SMBCモビット」が開催される。
前週に3会場で行われたサードQTを勝ち抜いた83名を含む93名(ツアープレーヤー92名、アマチュア1名)がトム・ワトソンゴルフクラブに集結。この日は明日から始まる最後の戦いに備え、各選手が入念に練習ラウンドを行った。
注目は唯一のアマチュアとして出場する米澤蓮さん(東北福祉大4年)だ。今年の『日本オープンゴルフ選手権競技』でローアマを獲得するなど期待通りの成績を残し、サードQT(JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)では2位通過を果たしている。ただ、本人的には思うようにいかない苦しい1年だったと振り返る。
「いい年もあれば悪い年もあると思います。今年に関しては本当に自分自身1年間苦しんで、この何週間でやっと手応えを感じられる状態になってきたという感じです。ただ、長い意味で先を見据えてやっていることもあるので、結果が出ないからと言って焦ることなく、自分を信じて楽しくやっていければいいかなと思っています」。
今回アマチュアとして出場することに関しては、いろんな意味での選択肢を残した状態で自分の限界に挑戦してみたかったからとのこと。
トム・ワトソンゴルフコースは何度もラウンドしたことがあるよく知っているコース。自身の調子も上向きなだけに、どのようなプレーを見せてくれるのか。まずは明日の初日に注目したい。