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中日クラウンズ 2022

「おい」の今野大喜は急上昇、からの急降下→急上昇「おじ」に次ぐ和合で初Vチャンス

急上昇、からの急降下から再び急上昇へ。

プロ3季目の今野大喜が、伝統の和合で「おい」「おじ」同一大会制覇へ。

首位と2打差の3位タイと好位置で、最終ラウンドを迎えた。


 

大会初日の第1ラウンドで自己ベストの「63」を出しながら、金・土と2日かかった第2ラウンドで「73」。

大波の10差がついたが、そのまま午後から出た第3ラウンドではまた「65」と大忙しだった。


今野大喜のスコアカード

 

15番のパー5では「トリ」からの「イーグル」。1ホールだけでも1日5打差がついた。

 

第2ラウンド時は3Wの第1打が木にあたり、左にOB。さらに奥バンカーから6打目を逆方向にホームランなど「他にもいろいろあって」と、「ガッツトリ」を叩いた。

 

3位タイから18位タイに急降下して、再び戻った第3ラウンドの15番は今度刻んで、95ヤードの第3打をウェッジでカップイン。

 

「それでも、まだ(15番に関しては)オーバーパーですけどね」と笑い、「トリプルは打ったんですけど、諦めるところは諦めて、結構、自分のなかではいいゴルフ、最低限のゴルフはできていた」。

 

2日目予定の第2ラウンドは、1番ホールを出てすぐ中断→順延。

30日の3日目は、ほぼ36ホールの強行だったが疲れもくじけも見せずに、「この流れで3Rに入ればまたいいスコアが出るんじゃないか。期待もちょっとあった。それがうまいことハマった」と、再び1日で大波の急上昇に成功。

 

最終日は15番での再リベンジもまとめて、偉業を狙う。

 

ツアー7勝で、叔父の康晴(やすはる)が初優勝を飾ったのも1999年の今大会。

今野もそのとき会場にいたが、まだ2歳で当然、何も覚えていないが同一大会で「おじ」「おい」制覇なら、まれに見る快挙。

 

でも、「自分は全然シードもまだですし、優勝したこともない。人より経験値もまったくない。悪くてもしょうがない立場」と、達観している。

 

岐阜県出身の準地元。

「今日みたいにいろんな人が応援に来てくれる前で優勝争いのゴルフを見せられれば恩返しになる。明日も腐らず」。

まずは、和合に胸を借りる。

 

■CBCテレビ

15時~16時54分

■ゴルフネットワーク

6時30分~10時30分(1番ホール生中継)

■インターネット放送→ こちらをクリック

11:00~最終組ホールアウト(9番ホール生中継)

 


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