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~全英への道~ミズノオープン 2022

3年ぶりのご来場。英国ゴルフ協会(R&A)が会見

全英への道が開けた。

大会初日を迎えた26日木曜日に、「全英オープン」を主催する英国ゴルフ協会(R&A)のドミニク・ウォール氏と、アラステア・ウエルズ氏が来場。

 

会場のJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で、大会主催ミズノの水野明人・代表取締役社長と揃って会見を行い、恒例だった優勝杯の寄与式が行われた。


3年ぶりの再会・・・・・・! 左からウォール氏と水野社長とウエルズ氏

 

R&Aの方の来訪は、実に3年ぶりである。

そんなところにも、コロナの収束傾向が伺えるようで、いっそう歓迎ムードが高まった。

 

今年の「全英オープン」のチケットは昨年7月に販売開始。すると、英国内では昨年春まで繰り返されたロックダウンの影響か、早3ヶ月で29万枚が完売したそうで、「イギリスでもマスクなしで歩く方が増えております。7月の大会では、コロナ前に近い形で実施できるように願っています」と、ウォール氏。

 

今年は、レアルマドリードで活躍するプロサッカー選手や歌手も参加するプレ大会、またコースそばのラグビー場をギャラリー用の広場に改修したり、コース全景が見渡せる空撮など多種多様なギャラリーサービスも予定されているそうで、ゴルフファンの羨望もそそる。

 

水野社長によると、今大会主催のミズノが「全英オープン」とライセンス契約を結んだのは1976年から。1986年からは選手のクラブ調整をするワークショップカーを派遣し、本大会が現在のような予選会の形式を取るようになったのは1998年からという。

 

以来、多くの日本ツアーメンバーを送ってきた。

 

今年は6大会ぶりに、セントアンドリュースが舞台ということで、クォリファイに挑戦する選手たちのモチベーションもますます上昇。

 

すでに権利を取得しているチャン・キム(20―21賞金王)や金谷拓実(同2位)、ショーン・ノリス(21日本オープン)、桂川有人(SMBCシンガポールオープン2位)や今平周吾(アジアパシフィック ダイヤモンドカップ優勝)と、世界アマランク1位の@中島啓太さんも合わせて今週はさらに、大会の上位4人が加わる予定だ。

「昨年のマスターズを制した松山英樹選手を中心に、ジャパンゴルフツアー選手の活躍を期待しております」と水野社長もウォール氏らと声を揃えていた。