この2ヶ月の間に、欧州「BMWインターナショナル・オープン」10位の資格できゅうきょ出場権をつかんだ「ホライゾン・アイルランドオープン」→「全英オープン」と、世界で研鑽を積んできた。
「スポットで参戦して、バタバタでした。飛行機や宿泊の手配など大変だな」と、慌ただしい旅程も最初の2戦で「日本のコースとそんなに差がなく何とかやれた」と、4日間を戦い初メジャーの「全英オープン」については「セントアンドリュースとかになると、その辺の場数はまだまだ足りない。積極的に海外の試合でコースをまわることは大切」と、痛感。
「海外出た方がいいよ、とは常々言われれているところ」と、大学先輩である松山英樹に以前から言われている言葉を反芻し「そういうチャンスがあれば、行きたいとは思っています」と、今後の感染推移に注視しながら、かねてより目標にしている欧州ツアー受験を改めて視野に入れている。
5年シードの本大会については「メジャーだからといって特別な思いはない。とりあえず、あと1勝、2勝と重ねていきたいという気持ちが強い」と、余分な気負いはないが、初めてゴルフトーナメントを観戦したのが、本人の地元・沖縄県で開催された2007年の本大会といい、「思い入れはあります」と、意識はしている。
まだ半ばとはいえ、現在1位で走る賞金レースも「チャンスはある」と、もちろん賞金王も意識。
大会初日は比嘉が8時35分にコースに出た直後に雷雲接近のため、一時中断しているが(9時50分時点)、賞金1位の秘めた思いは止まらない。
大会の模様は、11時からCSI放送の日テレG+で生中継を予定しています。