Tirawat KAEWSIRIBANDIT
おそらく、タイ語で発音すれば、もっと複雑かもしれないが、JGTOの選手リストは「ティラワット・ケーオシリバンディット」と、カタカナ表記してある。
通算14アンダーから出た3ラウンドは、まず2番で4メートルを沈めると、3番ではピンそばの連続バーディ。
5番で6メートルを決めると、6番はラフから今度は40ヤードをチップイン。
再び連続バーディと、序盤からハイペースで一時は一気に4打差つけた。
クラブ選択ミスから17番でこの日初ボギーを打ったが、最後18番はフェアウェイ左サイドの刈り込みから約3メートルにつけてバーディ締め。
取りこぼしをしっかり回収して上がった。
3差の2位には、米ツアー3勝を誇る韓国の金施佑(キム・シウ)。
この日の3ラウンドに続いて最終日は再び最終組で回れることになり、「嬉しい。彼には学びたいことがたくさんあるので」。
182センチの長身をかがめ、5つも下の雄に向かって何度もタイ式のお辞儀で敬意を払った。
パキスタンでの試合で1勝の経験があるが、もう4年前(2018年UMA CNS Open Golf Championship)。
「勝ちたいです。でも、あまり意識せず、明日も今日と変わらずリラックスして、ゲームを楽しめればいいなと思います」と、微笑んだ。