3アンダーの19位タイから2日目をスタートさせた。
史上初、2年連続世界アマ1位ですら初日のプロ第1打は平常でいられなかった。
「めちゃくちゃ緊張した。バックスイング時にボールが揺れて見えた」と、4アイアンのティショットを右に曲げ、「メモを見ても震えているのがわかった」と、4ホールでマネジメントの変更を余儀なくした前半は、「体が動かなかった」と、パーを重ねるので精一杯。
「心臓がばくばくして。普段どおりにやることが難しかった」と、プロ最初のバーディはやっと後半11番。
16番では連続バーディもあったが普段どおりにやれたのは、ようやく上がりの2ホールだった。
今年は海外メジャー3戦を経験。
4月のマスターズを「水の中にいるような緊張感」と表現した。
全米と、全英オープンでは「人が多くてそれにのまれないように。自分を保つので大変だった」。
昨年大会では、プレーオフを制して史上5人目のアマVを達成。緊迫が解けた瞬間に、大粒の涙をこぼしたが、プロ最初の1日は、そのどれとも違っていた。
重圧を、ボギーなしで乗り越え迎えた2日目。
インスタートの10番ホールはパー発進。
今平周吾や桂川有人が居並ぶ首位とは、4打差。
前日初日に「きょうが一番悪い日になるようスコアを伸ばしていきたい」と話した。
世界アマ1位のプロ初戦。
きょうも注目が集まる。
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