2人のベストアマ争いは、通算1アンダーの26位タイで終えた岡田さんに軍配があがった。
先週の「パナソニックオープン」で、史上6人目のアマVを飾った蟬川泰果(せみかわ・たいが)さんとは1学年後輩で、今年の「日本アマ」ではその蟬川さんを3打差3位で下した逸材。
今週のツアー7戦目の挑戦には先週大会で、蟬川さんの勝利に貢献した大学チームメイトの中村凜さんをキャディに伴い参戦。
中村さんにとっては2週続きの戴冠を共に祝いながら、この日は最終ホールのトリプルボギーが悔しい。
初日に3アンダーの7位タイと好発進していたことも踏まえて「良い順位にいましたし、トップ10を目標にしていましたので。そこは悔しいです」と、残念そうだった。
蟬川さんのほか、も含めて過去6人のアマV達成者のうち、大学出身者が3人もいること(2011年松山、2020年金谷)も、岡田さんが心を燃やす材料だ。
先輩たちの偉業が、もはやツアーでプロもアマも区別がないことを教えてくれる。
次の挑戦は、10月20ー23日の日本オープン(兵庫県・三甲ゴルフ倶楽部 ジャパンコース)」。
「ショットの調子が今年一番悪いので。そこをなんとかできればスコアは出ると思っています」。
次の大一番に向けて急ピッチで調整に励む。