出場義務試合数不足のスコット・ビンセント(ランク24位)、金谷拓実(同25位)、朴相賢(同32位)、中島啓太(同59位、2021年優勝の資格保持)、黄重坤(同60位)の5選手を除いたランキング70位までが、来季の出場資格を獲得した。
初シード入りは下記の12人。
岩崎亜久竜(ランク4位)
桂川有人(ランク5位)
河本力(ランク9位)
大西魁斗(ランク13位)
長野泰雅(ランク29位)
ジャスティン・デロスサントス(ランク31位)
鍋谷太一(ランク44位)
勝俣陵(ランク53位)
田村光正(ランク54位)
平田憲聖(ランク58位)
吉田泰基(ランク61位)
小西貴紀(ランク62位)
このうち最年長は54位の田村で31歳。ランク62位の小西が30歳で、ほかは20代と、29位の長野が19歳の若さ。
またルーキーでの初シード入りは9位の河本と長野と、58位の平田の3人いる。
ランク4位の岩﨑は最終日にツアー最多アンダー32で優勝したチャン・キムに6打及ばず。今大会で今季3度目の2位に終わり未勝利ながら、初シードの最上位につけて、次週のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」へ。
「優勝してJTに行くことが目標だったので悔しいですが、JTで優勝目指して頑張ります」と、コメントした。
一方、昨季からの賞金シード落ちを喫したのは以下の20人。
スコット・ビンセント(ランク24位、2022年優勝による資格保持)
金谷拓実(ランク25位、2021年優勝による資格保持)
竹谷佳孝(ランク74位)
内藤寛太郎(ランク75位)
中西直人(ランク80位)
浅地洋佑(ランク85位、2021年優勝による資格保持)
ショーン・ノリス(ランク88位、2021年優勝による資格保持)
スンス・ハン(ランク90位)
古川雄大(ランク93位)
上井邦裕(ランク95位、公傷による特別保障制度適用)
ジェイ・チョイ(ランク96位)
池上憲士郎(ランク97位)
高山忠洋(ランク98位)
タンヤゴーン・クロンパ(ランク99位)
小斉平優和(ランク100位)
阿部裕樹(ランク101位)
矢野東(ランク103位)
秋吉翔太(ランク126位)
重永亜斗夢(公傷による特別保障制度適用)
金 成玹(2021年優勝による資格保持)
古川、池上、小斉平、阿部の4人は昨季の初シード入りから1年での陥落となった。
なお、大会前には圏外の71位以降にいた宋永漢(ソン・ヨンハン)が大会6位Tでランク74位→32位、張棟圭(ジャン・ドンキュ)が大会13位でランク71位→63位、ブレンダン・ジョーンズが大会19位でランク77位→68位と、土壇場の逆転でシード権を守ったが、選手会副会長の中西直人のどんでん返しはならなかった。
また、リスト外では今年、生涯獲得賞金の資格で出ていたベテランの藤田寛之は、ランク109位でシード復活はならなかった。
複数年シードなど、別資格を持たない陥落者の多くが来月6日ー9日に宮崎県のトム・ワトソンゴルフコースで行われるファイナルQTで、来季出場権を再模索する。