今季初優勝で、先々週まで賞金1位を走った23歳である。
「ほんと素晴らしい、ほんと上手い」と、うなりまくって「僕と二回り以上も違う。親子ですよ。最近はそういう、若い凄い選手と回る機会がほんと多くて。またひとつ、僕の思い出アルバムに加えられてよかった」と、大満足していた。
先週の「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」は3日目に@中島啓太さんと回って「まー、かっこいい。ナイスバーディって言ったら、ありがとうございます、って。クリス・ペプラーさんみたい。声までかっこよかった」と、褒めまくり。
「僕の中では石川遼、松山英樹に続く日本の宝の3人に入る」と、こちらもまた感動しきりだった。
「ここ2年で上に来る選手の顔ぶれががらりと変わった。20代前半の選手が一気に増えた」と、若手の台頭を心から喜ぶ。
3日間で通算19アンダーまで行った首位スコアにも感心し、「昔の先輩だったら、こんなにスコアが伸びたら緊張しちゃって、まごまごしちゃうところ。でも、今の子たちはまだまだ、伸ばしそうじゃない?!」。
最終日は最終組の2つ前で、41歳の宮里優作と、22歳の石坂友宏を挟んで、若いリーダーボードを楽しみに見物しながら、49歳の7打差大逆転……も、なくはない。