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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2022

櫛山勝弘が65をマークし単独首位発進!

太平洋クラブ江南コース(埼玉県熊谷市千代985)を舞台に『太平洋クラブチャレンジトーナメント2022』が開幕した。

初日単独首位の好スタートを切ったのは櫛山勝弘。6バーディ、ノーボギーの65という完璧なゴルフで、最高のスタートを切った。

「調子が結構良かったので期待値は高かったんですが、今日はフェアウェイをほぼほぼキープできていたので、ピンチらしいピンチも無かったのがこのスコアにつながったのかと思います」。

ドライバーを得意にしている櫛山にとって、太平洋クラブ江南コースは相性の良いコースと言える。

江南コースはプロにとって距離的にドライバーを持つと突き抜けてラフに入るようなホールもあるが、広々と打っていけるコースよりは、セパレートされてフェアウェイが絞られているコースが好みの櫛山にとっては、コースの特徴がアドバンテージになっている。

昨シーズンのABEMAツアーでは何度か上位に顔を出しながらも3日間続けてということができなかった。たた、オフには根本的な力を上げるために基礎的な練習を重点的に行なってきた。悪い癖が出始めたらすぐにコーチに連絡し修正を繰り返し行ってきたと言う。地道な練習ほどキツいものだが、それをやり通してきた自信があるからこそ、今の櫛山は自分自身に期待できている。明日の2日目もこの勢いは続きそうだ。

なお、櫛山と1打差の5アンダーの2位タイには日高将史と吉田泰基、山田大晟の3人。さらに1打差の4アンダーの5位タイには河野祐輝、松村道央ら10人がつける混戦模様となっている。