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大山どりカップ 2022

お気楽ゴルフがもたらした好循環!木下康平が単独首位

グリーンパーク大山ゴルフ倶楽部を舞台に『大山どりカップ』の大会1日目が行われた。

先週の『ジャパンクリエイトチャレンジin福岡雷山』では2日目を終えて4位タイにつけるなど、一時期の絶不調から抜け出しつつある木下康平が単独首位の好スタートを切った。

この日は上がり3ホールを3連続バーディで締めるなど8バーディ、1ボギーの7アンダー64という内容。この1年でスイングを大きく変えて、さらに今季からはパッティングで長尺パターを投入するなど、様々な変革を行っている最中だ。まだまだ進化の途中だが、着実に手応えは感じ始めている。

「スコア的には大満足です!先週の2日目も7アンダーでしたし、長尺パターもいい感じになっていたので、もうちょっとかなという感覚はありました。ただ、今日は取りこぼしもいくつかあったので先週と比べると内容的には劣っていたかと。全体を通すと悪くなかったかと思います」。

今シーズンは出場できる試合が限られているため、試合勘という意味では難しいシーズンになっている。ただ、先々週からの福岡2連戦で出場機会を得たことで、優勝争いというところまではもっていけなかったものの、試合でしか掴めない感覚を手にすることができたのも事実。さらに、この日は北川祐生、長谷川祥平、皆本祐介と同組で和気藹々とした雰囲気で終始ラウンドできたことが良い方向へと作用した。

「出場できる試合が少ないので、だからこそ自分を追い込んで、そこまでやらないとダメだという気持ちでゴルフをしていました。それが悪かったというわけではありませんが、今日はまるでプライベートのゴルフのような感覚でプレーできたのがこのスコアにつながったことは間違いないと思います」。

今大会は2019年に初日3位タイスタートを切っているが2日目に76を打ち後退している苦い思い出がある。本人もコースに対しての苦手意識はあるものの、逆に自身の成長ぶりを証明するいいチャンス。明日の2日目も初日と同じお気楽メンバーと同組なだけに好スコアの期待が高まる。